4日のこと

 ぶっちゃけオーバードーズしちゃってICUに一晩泊まりました。
 今、心の整理がついたので書きますけど。
 高くついたけど、勉強代だと思いました。それにしちゃ高い。


 現在復旧してます。


 いろいろ考えたけど、自殺すると言うことは、周りの人が自分が殺人者になったように自分を苛んでしまうんだなあと言うこと。
 これ以上迷惑かけたくないので、なんとかこうならないように防止せねば。
 なぜあんなに追い詰まったのか、考えれば考えるほど不思議だけど、いろいろと負荷がかかっていたのも事実。
 周りのユキさんやヨネ父母にもかかっていたのだけど、私が堪えるのも大事だ。
 それで堪えきれないときもあるのが悔しい。
 特に表現するという仕事は、どうしても他人の評価を気にしてしまう。
 気にしないというのが一番良いのだと分かっている。
 別に気にしたところで突然上手くなるわけでもないし。
 気にした程度で上手くなるなら、すでにそうなっているのだ。
 それが芸事である。
 ヨネ母も、工芸が今みたいに軌道に乗るまで30年近くやったし、私が『エスコート・エンジェル』をはじめて書き上げたのが1994年9月23日。今から約12年前。
 まだまだ。
 ヨネ母も工芸の教室をやったり、展示会をやるたびにイヤなことにあったらしい。30年続けてようやく飲み込めるようになったけど、『結局は場数』と言っていた。
 ベストを尽くすことと評価を気にするのは違うことだとも。
 できるだけこういった事故のないようにします。
 ご心配をおかけしました。すみません。


 主治医に『作家なのに普通じゃん』と言われてしまった。確かに文筆で言えば無頼派っていたしなあ。梶原一騎とか、借金まみれの中村うさぎ、脱税しまくりのサイバラ
 考えてみれば、何から何まで自分はまだまだ小物だ。
 友人モリからも『横山キヨシではなくヤスシになれ』と言われているし。
 迷惑はかけられないと思うけど、でも互いを思い合って、結果事故になったことははっきりしている。
 統合失調症は人と人との関係の病だということを思い知らされた。
 いろいろ考えながら、二人で家庭を築いていきたいと思うのです。


 『ティーカップ夏編』がほぼ終了段階。
 チャレンジも規定最大枚数まであと余裕が20枚程度しかない。そこで踏み込めるかどうか。
 できるだけ時空管理機構ネタは出したくなくなったんです。インフレになりかねないので。
 時空管理機構の話はexit_ifと道真異聞でやったので、あとは新しい切り口が出るまで資料化で進めていこうと。
 で、己を知り敵を知れば百戦危うからずで自作を再検討しています。
 極闘!の3冊セット売りもしたい。日本初の女性総理である牧山佐生総理の話なんだけど、問題は羽元荘輔をどうするか。民権党羽元派をどう解体するか。
 現実には橋本派は瓦解し、自民党も変わったけど、ちょっと別の仕事をしている間に書く機会を逸してしまった。何とかして書きたいが、今のところ手を探している状態。目算は立っているけど、それをどういう作品で背景にしていくか。
 紫焔では佐生さんはまだ官房長官。極闘ではそのことにも触れている。
 最終的にプリンセス・プラスティックの2142年まで140年近くをきっちり書く予定なのです。その後の時間停止までも。

 今日は『極闘』3冊の検討もやった。
 なんだかんだで忙しかった。
 

 ユキマンガ第3弾、結局ラフ段階まで作業が進んだのは7枚。月産8枚を要求されたがこれまで6枚ずつ。仕事と両立するには7枚ぐらいが限界。相変わらずいい仕事です。