■地震のこと

 ユキさん実家の地震、九州玄海地震ですが、実はユキさんの弟さん(アニちゃん)が震度6の真上に住んでました。
 で、緊急時という事で一瞬電話で安否をと思ったユキさんをなだめてメールにしたところ、ほとんど無事と返事が来ました。
 ユキさん実家はお彼岸の外出中で、戻ってくると海苔の缶が落ちていたとか、写真立てが倒れていた程度とのこと。
 震度6のアニちゃん(独立して一人暮らし)も被害無しとのこと。
 ご心配おかけしました。
 しかし最近はほんと、消防とかの防災指導もあるし、耐震技術も進んでいるのか、玄海島は今でも悲惨なようだけど、あの阪神震災のような見渡す限りの焼け野原というのはほんとないなあ。地震に強くなったんだなあ。震度を聞いた瞬間ぞっとしたけど。
 思うんだけど、地震予知よりも玄海島みたいな離村離島とか旧市街の耐震性の低い建物の改築強化にもっと知恵を出せないものか。現状でもそういう制度はあるけれど、結局耐震診断をしてもその改修工事が今ある手抜きリフォーム詐欺みたいになってトラブルが起きているところもあり、なんとかいい知恵が出ないものかと思う。
 新幹線が運がいいというのは総合的に見て。阪神震災だってあと数十分もすれば始発列車があのガタガタな高架に行っていただろうし、そこから耐震補強と地震通報システムの改善が進んだ。まさにその進歩は飛躍的で、その改善が新潟震災に間に合ったのは素晴らしい。
 脱線したことで安全神話云々と言うけど、神話はおそれおおいとしても、やっぱり新幹線は東海道新幹線のモニュメントのネームプレートにあるとおり、『日本国民の叡智を結集』したものなんだと強く思う。努力とセンスは自然に運も引き寄せるのだ。