『ドラゴン桜』と光合堀菌

 これ、光合堀菌の宣伝用のパンフとかがテレビに出るけど、これもデザイナーも印刷所もいるんだよなあ。キッツイなあ。結局搾取される側に回るとこういう仕事ばっかり来るんだろうなあ。
 『ドラゴン桜』、何気なく見てます。つか、極論のようだけど、いちいちその通りだなと思う。
 つか、負け犬根性が身に付いたらどうしようもないもの。
 努力してなにもならないなら努力しない方がマシ、というのも、努力して何もならないって楽しいんですよ。マイナスにならなければ、何もならないだけなら努力したことは楽しい。
 とくにドリルダウンというのは効果があるんだよなあ。ひたすら単純に対応させ、単純なところで躓かないようにすると応用がバシバシ決まるのが受験勉強だった。
 あと11日で32歳になるけれど、でも負け犬根性だけはいかん。人生を考えると、受験みたいにレギュレーションがあって、点数で決まるって簡単でいいことだったんだなと母の言葉を思い出す。
 高校受験の時は楽しかったなあ。面倒な人間関係とか全部吹っ飛ぶと思ってやってたもの。またやってみたくなるけれど、大人になると時間がなくなってしまう。悔しいなあ。
 今の感覚で受験勉強があのときできていれば。全ては時間の関数だとは思えど、悔しい。
 でも、そういう負け犬根性がつくと、レギュレーションにのっとって解決することとか、冷静に時局を判断する能力とかがテキメンになくなるもんなあ。
 ああ、あのとき、鉄道模型とか艦船模型とかにハマらずに受験できていたらなあ。
 まあ、ある意味遠回りになったけれど、結局海老名高校に入学したのも小説を書くためだったので、いいのか? と思うと、これで東大卒だったらなあと悔しくも思う。良いところまでは行っていたんだけどなあ。
 本当に悔しい。悔しいけれど、もうあの日々は帰ってこない。
 結局今から勉強するわけでもなく、原稿書きに追われる。


 思うけれど、堀容疑者も、どこかで中抜き証明をせずに、きちんとレギュレーションを守った事をしよう、その上で争えば悔いはない、という回路が造れずにあの歳になったんだろう。
 私は悔しさを胸に頑張る。いつかまとまったお金ができて、勉強できる時を夢見て。