ファイナルファンタジーXII、途方もない暇つぶしゲーム
公休の病院通院までちょっと時間がある。
ユキさんが最強データをもらってやっているのだが、ステータス障害が発生して、しかもそれを全く回復できない。
青蓮ちゃんにきくとオカシイという話。
では最強データのバグかとまで思い詰める。
で、データをくれた人にメール。
解決しました。
『血塗られた盾』という呪われた装備を付けているとステータス異常が発生するそうです。
最強装備を自動設定にしているとなるらしい。
そういうことは書いておいてよ、攻略本。
でもなんだかゲームの中にゲームをグチャグチャに入れた感じのFF。この大作主義には私は疑問を持たざるを得ない。
もっとシンプルなもので表現した方がいいんじゃないかと思うのだが。
そう考えると小説とかアニメはわかりやすくて楽しいよなあ。
テーマと楽しみどころがはっきりしている小説とかアニメは感情移入できる。
でもこの大作ゲームはなにを楽しんだらいいのかが分からない。
ユキさんはやっているけど、私は全然魅力を感じることができない。グラフィックとかがすごいのはわかる。
でも、いったいこのゲームは誰が何をやりたかったのかが不明。ゲームとしてのフォーマットというのを私が受け付けられないからなのかなあ。
AC4とかは楽しかったけど、AC5では洞窟が何も見えずに挫折。プロジェクトシルフィードは楽しそうと思う。ストーリーはどの程度か分からないが、方向性は何となく分かる。
評価されないR:RACING EVOLUTIONはストーリーはつまらないけど操作感が楽しい。
けど、FFシリーズはどうにも肌が合わない。
特にFF-Xではシンを倒すという目標があったけど、FF-XIIはそれらしきものもない。
なんだか壮大なお使いRPGみたい。
かといってamazonとかに批判コメントを寄せるようなものでもない。
ただ、なぜゲームでそれをやりたいのか、クリエイターとしての哲学が見えない。
確かにCGはキレイだ。CGで描かれる建築や衣服の意匠はすばらしい。
だけど、ストーリーと、そのストーリーで何をやりたいのかが見えない。
あれも豪華、これも豪華。
でも、だからなんなの? というと、言葉を失ってしまう。
まあ、はじめたばっかりだからワカラナイのかも知れないけど、でも地名とか人名とかが完全に独自体系の異世界ファンタジーの乱発にちょっと私の気持ちに余裕がなくなってくる。それもあってプリンセス・プラスティックでは22世紀の地球圏としてあえて連続性を持たせたんだし。