すこしずつ

 ついに平常運転。原稿もバリバリ書ける。仕事もびしばし働ける。
 糖尿+パニック障害高脂血症統合失調症でも、ひととき安定するだけでこれほど違うのだな。
 ユキさんの朝の空腹血糖も低かった。ぬかよろこびはできないものの、これまでの最悪の状態は脱したのかもしれない。

 『華麗なる一族』サントラ、もらいものの音楽チケットで購入。やっぱり一番聴くのはサントラなのかもなあ。作業中のBGMとして好適。
 購入してiTunesで聞くと、CDDBにまだトラック情報がなかった。結局手入力して送信してみる。
 ユキさんも勤務再開。お勤めに出て、帰ってきて昼食。
 そのあとヤフオクやったり、ダンレボやったり。
 あと、『華麗なる一族』第6回をもう一度見る。仕事中だったのでよく見られなかったのだ。
 いやー、完全な浪花節。いや私は浪花節は大好きなので良いのだが、しかしこうなると着地点がどうなるのか。サントラにある曲を聴いていると、着地点が変わるのではないかとの期待がにじむ。原作はかなりつらかったからなあ。小説としては良くても、キャラに思い入れがあると辛い。
 第一、テペイ(鉄平)もっと原作だと情けない男だよ。結局は万俵家の一員だし、親に自分の会社の金を無心するところなんかも経営者と言うよりはやっぱり同族経営だと思うし、いろいろと発生するトラブルにもなんだか狼狽えてばっかりだし、さまざまな人々の見る目も厳しいし。とても今キムタクが演じている鉄平と同一人物とは思えない。
 でも、それが時代性というものであって、やっぱり過去の作品は過去の作品、今の作品は今の作品としてそれぞれちゃんと成立しているのだ。どちらがいいなんてことはない。
 個人的希望としては、GOOD LUCK!と同じ脚本家というので、もうなんとかうまく着地してくれればいいと願うばかり。冒頭の雪山のシーンに戻るのは辛いよ。シャープな終わり方かも知れないけど、でもここまで浪花節できたんだ、最後の詰めを間違えないで欲しい。それができると信じている。