ホリエモン対策焦土作戦の責任

 ホリエモンニッポン放送保有率50%越えで勝利?
 彼は『フジテレビ側が焦土作戦なんてやっても誰もトクしないでしょ』って言っているけど、そのきっかけを作ったのあんたじゃんみたいな。
 あんたが乗っ取りクーデターという山っ気出したから、それでみんなが引っ込みつかなくなって迷惑しているじゃん。
 基本的にやっぱりこう言う山っ気を出したことについて、なんか平然と『良いコトしているのに』と主張する神経が疑われているところが理解できていない。
 いや確かに旧体制という事で変えてやろうみたいな気は若者だからでるかも知れない。
 だけど、その向こうっ気だけでは角が当たって双方痛むだけなんだし、そこは動機がどうあれ、もうこうなった以上は落とし所として和解の道を探らないと行けないとは思うものの、その和解は実質勝利になったと思えるLDが実を取って名を捨てる覚悟で行くしかないと思うんだが。
 なんか『こういう法律なんだから何やっても良いでしょ』と言いつつどんどん迷惑をかけるのは某宗教教団のなれの果てのような感じすら漂う気が。
 確かに新しい物件を買えば、その物件は自分のモノかもしれない。でも、物件にはそれぞれ周囲とつながった文脈がある。それが見えていないところがなんだかなあ。
 そこらへんが結局は単なる乗っ取り屋。
 ビジネスの常道として、まず始めは挨拶、ゴキゲン伺い、相手を褒める、相手の可能性を示す、そのあとに自分の紹介という手順があるはずなのに、全部すっ飛ばして『買ったんだから俺のもんだもんね』と言い抜けてしまう神経の図太さが嫌われているのが何で見えないかな。
 で、聞いていると『放送局なんて入れ物を作れば中身は自然とできる』あのね、それハコモノって言うんだよ。なんだ田舎役人の発想でここまで来たのか。いや、なんとなく今時『ポータルサイト』なんてやっていられる神経の持ち主、時代の斜め上をいっているなあという感じ。
 その上、この50%越えを達成するためにかなり無理なお金の借り方をしたらしいという噂。あーあ、これじゃみんなに迷惑かけすぎて借金芸人としてもやっていけないよ。

 結局今回の事件でトクしたのはリーマンと村上ファンドの村上だけという事になりそう。しかし村上という人はある意味上手かったのかも知れない。きっちり売り抜けに成功しているし。
 まあ、株は思惑の思惑のそのまた思惑なんで読むというのは難しいし、結局短期的に売り買いすれば間に入った証券会社が儲かるだけなんだし、一部の証券会社は見ているとヤバイ会社のような謳い文句を使っているんだし、結局地道に稼いで溜めてと言うことでしょう。

 いろいろと手を広げたけど、エースアクティブ3に着工。7話でシリーズ終了の予定。現在2話まで発表。1話ずつ切りよく終わらせてます。3話目はあの車との対戦かな。