解散風と妥協政党の終焉へ

 解散しちゃっていいんじゃないですか。野中広務はヤケクソ解散と言うけど、もうそんなジジイ放談なんか相手にしてないよ。
 国民は皆苛立っている。韓国は北朝鮮とバカな結託をしているし、中国もそうだ。国内では郵政民営化がわかりにくいとマスコミは報じるが、わかりにくいを連発している割には分かりやすく伝えないじゃないか。わかりやすくするというマスコミも、結局は民主党と同じ絵本で子供を騙すかのようにやっている。バカな国民には絵本でも見せておけみたいな。国民にとってマスコミも苛立ちの対象である。
 その苛立ちは何かをきっかけに大爆発するのではないか。その爆発を防ぐためには、もう政界の数あわせによる安定化よりも、いったん国民に自民も民主もグチャグチャにさせる解散しかないと思う。自民も民主も結局は総花的な妥協政党であるのだから、そこにも国民の苛立ちが集中する。石原新党待望説はその妥協政党に国民がウンザリしているところのはけ口だろう。
 第一民主躍進などと分析するマスコミはそれはマスコミの希望的な見方で、もとはといえばとんでもない北海道の横路みたいのまで民主党にいることで、民主党の本質は政権政党ではなく社会党社民党の看板すげ替えであることは明らかである。
 今回解散はどうかと沙汰されているが、解散した方が良いと思う。そうしないと国民が苛立ちを何に向けるか怖い。
 際限のない妥協ではもうやっていけない。特定郵便局だの、郵政省御用達の文房具屋だの、そんなものの利益のために妥協している政治では、現実に日々食の安全にしろ生活の安全(治安)にせよ安心して働ける環境は実現できない。
 しかし、世の中って思っているようには変わらないもので、私自身も苛立っているけど、これがどの程度の数か分からない。
 だからこそ、解散して国民が投票権という実力を行使し、その数をあきらかにするときが来ているのだと思うのだが。
 民主主義って凄いことに、実に絶妙な判断が出るから信頼している。