お笑いはバブルか

 つか、リアクションというものは、そのもとのアクションを作るネタ、構成があって初めて生きるもので、リアクション芸ともてはやしバラエティーばかりになっていく現状を見ると、芸としての観点で今のテレビ、特に深夜番組の列はバブルに近いと思う。放送作家は本当に企画をきっちりしないと。
 その点で今日見た『なまり亭』は企画の勝利と思う。逆に『ぷっすま』なんてのは終わりの感だし、『内P』の終了を惜しむ声をなぜかよく聞くけど、あれだってもう末期的な感じだった。
 永遠の生命は存在しないし、永遠の番組もない。そのなかで新陳代謝はどうしてもあるけれど、でもそれとは別に、今はバラエティーバブルなんじゃないかと思う。
 そこでテレ東が光るという感じを持っている。マンネリと言いつつも、そのなかに成長した視聴者としての自分を感じてしまう鑑定団とか、経済って面白いと思える番組とか。
 プロXも代謝されてしまう番組だろうな。企画が尽きたんだろう。