3人の夜

 老齢の飼い猫のミンタさんがとうとう腰がふらふらになった。
 1カ月前から餌を食べなくなっていたのだが、自力でトイレにも行けなくなった。
 そんな状態で寝る時に我々が寝室に移動して彼を一人居間に残すのは可哀想なので、居間に我々の布団を敷いて一緒に寝る。
 寝台列車の夜みたいでちょっと楽しい。
 ミンタさんも寂しくなくなったようで、御機嫌。
 ユキさんの脇で眠っているミンタさん。
 残念ながら、もう長くはないだろう。水を飲むのがやっとの生活が1カ月になり、筋肉もすっかり衰えてしまった。
 だからこそ、今、精一杯愛してあげたいと思う。コタツの熱ではなく、我々夫婦の布団で幸せそうに眠るミンタさん。これで良いんだと思う。

 あと、花粉始め。グシュングシュン。今年初の鼻炎薬服用。
 
 鉄道レイアウトサイトを巡回すると、やっぱりみんなレイアウトにそれぞれ挫折と復興の歴史があるなあと思わされる。レイアウトに完成はないけれど、でも解体や譲渡でなくなったりする。私も小学生時代、一つレイアウトを作るのに失敗したんだよなあ。