朝日お得意のテンプレ取材

 ってのがあるんです。この前警察が事実が全くないのに勝手に調書を作ったのがあるけど、朝日新聞のインタビューもその傾向があるんです。実は私の知り合いもそれでやられているし。『子供と遊びながら思いついた』なんて書かれて大変だった。他人の孤独な修業を馬鹿にするな。
 で、今日の朝日『三者三論』題材は自衛隊の『イラク覇権の意味』。
 ところが相手がすべて防衛論で常識がある人たちで三論にならなかったらしく、無理矢理テンプレを使って三論にしようとしているのが見え見え。
 特に新潟加茂市長(元防衛庁)のインタビューが、どう見てもつじつまが合わない。P−3C100機でソ連潜水艦隊を追い込んだ日米関係を機軸に、これまで日本の平和は守られたという人が、なんでこれから日本は徴兵制になる可能性があるというのか、どう考えても辻褄があわない。加筆捏造されたんじゃないかと思う。文脈がグチャグチャ。多分朝日の記者が想像力(というより捏造力)たくましくして作ったんじゃないかなあ。おかしいよ。
 他の2人も、イラク派遣は小さくなった世界では大事なこと、覇権によって現地の雇用も生まれ、現地に喜ばれている、このままODAなどの経済支援に切り替えていける、それでも空自のスタッフなどはもうちょっと残る仕事があること、それとムサンナ県には『いざとなったらまた来るから』と安心を与えることとか、3人とも共通しているのである。それがなぜか加茂市長だけとってつけたように徴兵制の話題が7行追加なのである。あと、加茂市長だけ『日米安保の中で米軍頼みでは自衛隊の意味がない』ともあるけど、これも文脈として破綻している。
 そんな妄想はチラシの裏に書いてくれ。あ、朝日って紙面全体がチラシか。
 ホント、購読中止の執行猶予である。新聞を届けてくれるオジサンが可哀想だが、しかしここまでひどい記事だと忍耐にも限界が来る。
 で、これまで読んで吐き気のした『人脈記』、とくに今週はあの早野透だった。道理で。ホント、学園紛争やって警察と当時の教員に迷惑をかけ、そのくせろくな総括もなく就職し、それでいながらロハススローフードなどと左翼ライフスタイルを作って。恥ずかしいとは思わないのか。特にうちは最盛期の社会党のせいで安いけれどちゃんと支払われる公務員給与の執行を牛歩で遅らされて干上がったのだ。敵だ。