『スタジオパーク』西原理恵子復活祈念
いやー、高須克也の美容整形の番組に出されていた頃は思いっきりヤバげな顔で心配だった。ウツ顔、能面顔してたもの。PTA関係でウツ病になったらしいと聞いて、まあ事故はないだろうけど健筆に戻るには苦しむだろうなと心配だった。いや向こうの方がずっと売れて先輩だけど、でもだからこそ心配するのである。不肖ではあるがあとについて行けたらと思っているので。山田正弘先生についていったら亡くなってしまったし。山田先生も凄かったけど。
今日のサイバラさんはつやつやと健康そう。表情もいい。よかったなあ。
厚木のビレッジバンガードにサイバラ『できるかな』シリーズがそろっていたのでイッキ買いに転倒しそうになるほどサイバラ好きが始まっている。
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2003/12/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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もともと本一冊丸暗記は幼稚園の子供の頃親が一冊だけ買ってくれた『ドラえもん』第4巻の暗記から始まる。良い本は暗記すると分かるけど、リズムがあるのでいつのまにか覚えてしまう。だから学校の教科書とかは今見るとアクセントもなんもなく、ノペーっと書いてあるので覚えるのが難しい。
あと、翻訳物はアイディアとして学べるけど、どうしても物語の筋と文章は一体のものなので、筋が面白くても筋を作る人が文章、それも修辞まできちんとやっていないとしっくりこない。ここでこの言葉を使った理由というのがきっちり分かって初めての読書である。昔は速読なんてやっていたけど、まあそれは若気の至り。本来本とは噛みしめて読むモノである。
自分の本を愛してもらうというのは、こういうようにスルスルと頭に入って抜けていくだけでなく、スルスルと入って頭の中に残ることだと思う。もっと頑張らなきゃ。
サイバラさんスゲーのが、NHKで絵を描いてくださいと言われて、割烹着のデフォルトキャラの自分を筆ペンで書き(あの筆ペンは魔法だ)、ちゃっかりそのわきにせっくす鳥を書いてしまうところ。アナウンサー困ってたよなあ。さすがサイバラさん、毒がきっちり入っている。
で、ナニゲに録画だったのもビックリ。NHKって収録を嫌がるんだよね。何かというと生放送をやりたがるらしい。サイバラさんはNHKは御し得なかったのか。ちょっとサイバラさんスゲエと思う。
私がその丸暗記シリーズで最近始めたのが落語。メジャー所しかまだ知らないけど、いや落語文化って凄いなあと。昔から好きだったけど、これも丸暗記に入っている。