M理論

 と言うのがあるらしい。
 アメノミナカシステムとちょっと似ているような気がする。


 なんでも文部科学省で、科学者とコーヒー飲みながら話ができるなんて企画があるらしい。


 いやあ、アメノミナカなんて私が勝手に作ってやってることなんで、専門の人が見れば笑っちゃうかなと思うけど、でも超ヒモのヒモ自身が持つ次元は球に接続された球の表面と見るより、それ自身でもっと精緻なネットワークのアドレスで、共有したり割り当てたり出来るもので、故に魂を共有することで創発や魂の問題が解けるという話。
 どうなんだろ。イーガンもそこら辺やりたかったようだけど。惑星一個を原子レベルからシミュレートするのをイーガンはやったけど、わたしはクォーク以下の超ヒモの段階から宇宙大構造まで、それを含む多元宇宙そのもの、無限大そのものをシミュレートされたシステムだと思っている。
 そして、その変換はタイムマシンの実現が予想された時代からやり直されていると思っている。
 今書いているのはその話。宇宙そのものを再フォーマットするために宇宙の始まりへ遡航する敷設艦隊の話です。シファ級BN-Xの将来についても言及。
 シファは光速を突破できないなんて考えている人もいるようだけど、シファの一部をコピーして作った探査機が光速到達試験をします。シファにもフィードバックするけど、まだ光速移動の必要がない。でも時機が来れば極光速、というか瞬間移動の技術が確立します。ま、でもシファより先にフレイズとフレイザという戦闘機が瞬間移動でシファたちを翻弄します。これはたしかプリンセス・プラスティック・プレミアで書いたな。
  そして、それと同時期、ワームホールのうち、ハンドル形でもトンネル形でもない、行き止まりになっているワームホールにシファと同等の耐久力を持つ探査機を押し込み、一気に可能性宇宙と宇宙の間にある遷移空間を観察しようというプロジェクトもあります。


 書いているんだけど、思っていることから描けたものまで階層構造になっていて、頭の中で予感したり夢に見たりする一番凄いモノが、通常の思考でスポイルされ、言語化してスポイルされ、シーンに切り出してスポイルされる。
 まったく、自分が半人前だなと思う。