だと思わされることが多い。特に何となく、なぜそこにそれを書かなくてはならないかという必然性について、私は若干の誤解があったようだ。
必然性のない部分は描写すべきではないというのは論文で論旨に関係のないことは書くなというのと同じかと思っていたけど、論文は論旨があるが、小説は表現なので、『表現としての必然性』を吟味しなければなと基本を確認する。
表現は大事だ。しかし、必然性、表現せねばならない必然性を持たねばならない。
逆に、表現としての必然性が生じている場合は、論理的な必然性を越えて表現せねばならない。
むずかしいけど、やってみるしかない。