今月の『コーラス』誌

 『ハチミツとクローバー』、ユキさんの解説がないと私はもう読めません。
 内容がものすごい詰め詰め。よく考えるとストーリーの軸が3つ4つあるのに枚数が圧倒的に足りてない。あの竹本君自転車編みたいなゆとりがない。いや、これは事情があるんだろうけどさ。
 あと、『サムプク』、『サムライカアサン』をもっと枚数かけてほしい。面白かったけどさ、もっとじっくり読みたいよ。
 面白いんだからさ。
 なんだか出版業界余裕が無いなあ。ものすごく短期でものすごく低予算で当たることを期待しすぎている。ちゃんと収支が合うだけではダメみたいな。
 当たらなければ即撤退。そんなライブドア時価総額経営みたいな経営をテキストやコミックの分野に持って来て成功するとでも思っているのか。他にコストを削減する方法があり得るだろう。特にうちでやっているオンライン販売とかさ。うち、ムチャクチャローコストだけどしっかりリターンありますよ。