近況
いろいろやってますけど、まず近況と云う事で。
まず『シルエット・シルバー』という前回ウェブ販売した『ドロップ・ディメンジョン』の続きのプリンセス・プラスティックの長編。これが168枚まで描いて、ちょっと止まった。
なんでかというと東京宝塚にいったから。宝塚を見たら、プリンセス・プラスティック22世紀世界のきっかけとなった日本会戦の話を思いついたのです。
それが『カタナ』という長編で、イッキに描いた。5/31に始めて今日まで書き続けた。371枚の長編。
で、それが終わり頃になって冷却をかねて『久里尾根』という昔書いた未発表長編のリメイクをやってた。539枚の長編で、これがパラレルになった歴史で、設定が異常に細かい。管理をどうやってやろうかと思っていた。
wikiはその直前あたりにイッキにやった。ローカルにAll about of Princess Plastic(AAOPP)という設定テキストがあったので、テキストだと死蔵になっちゃうので、公開。すこしずつモエページから図版を移転。ライブドアwikiは容量が結構大きくて、まだ余裕たっぷり。で、プリンセス・プラスティックの『グリッドクラッカーズ』『ハリアー・バトルフリート』に使った未来webの用語も追加。
現在240項目ぐらい。『カタナ』で描いてて間違えたりしたので、それを訂正。
で、それを一区切りさせて、『シルエット・シルバー』を読み直した。
いやあ、びっくり。やっぱり自分って変わるんだなあと。
歩みは遅いかも知れないけど、ちゃんと描けることが増えてる。
『シルエット・シルバー』は『ドロップ・ディメンジョン』のあとの話。
大冒険を終えたシファが戻ってきた22世紀、自分の及ぼす『主人公効果』を考える中、届いたのは同窓会のメール。思い出すだけで複雑になる学生時代。でも、シファはその同窓会へ参加することにした。
そこには赤江聡美というシファの入学(3年次編入だけどね)の前、2年間の教養講習時代を名実ともに学園のクイーンとして振る舞った女性がいた。シファの登場で、突然クイーンの座を奪われた赤江。才能にも、財力にも恵まれた赤江が、唯一思うようにいかなかったのが、シファと鳴門だったのだ。
そして、そのことをシファは、まだ誕生から10年もたたない脳と、膨大な情報を使って考える。
和解のあり得ないことも、世の中にはある。
でも、シファは解決したいと願う。
赤江も必死だった。
シファがそうだからこそ、赤江は立つ瀬がなくなるのだ。
複雑な愛の迷路に、シファたちが迷い込む。
戦艦でも解決できない難題をかかえたまま、シファは国際共同BN−X計画の実演のために母艦〈ちよだ〉とともに出航する。
たった数週間の航海、たった数週間の空白。
だが、それは人々を引き裂いてしまう。
という本格ラブコメです。自分で久しぶりに読んだら、びっくり。
実は気がかりなことがここ数日、あるんです。
でも、それが過去形になった。
まだどうなるか全然分からないけど。
大丈夫。ちゃんと自分は技量を上げてる。
ちょっと遅いかも知れないけど、でも前に進んでる。
それがわかった。
だから、ほかのことはどうでもいい。
ようやく、こういう境地になりました。