wikiやってます。

 ご存じかと思いますが、プリンセス・プラスティックwikihttp://wiki.livedoor.jp/hise10000/d/というのをやってます。
 プリンセス・プラスティックに出てくる用語を解説するページで、なかなかページビューものびてくれてありがたいです。
 とくにDAGEXという人工重力子とSC機関という新型核融合装置が押し。
 DAGEXは電力を重力に、SC機関は核融合の時に出る中性子線をそのまま電力に変えるもので、大統一理論完成後の22世紀の世界を支える基幹技術。
 SC機関はとくに当初はヘリアック炉と同じぐらい大きかった。それは『紫焔』という話でその開発話はすでに描いてあるのだが、未公開。
 それをナノテクとワームホール応用のe-e素子で小型化し、飛行機の動力にしたのが『カタナ』という今やっている作品の戦闘機、F−283カタナ。
 DAGEXはロシアで開発・実用化され、SC機関は基礎原理はソ連時代のロシアで開発されるが実用化したのが日本。
 で、核融合というともうフリーエネルギーなわけで、世の中がすっかり変わってしまう。
 特に日本は石油に依存せずに暮らせる可能性が出てきて、そりゃ困るという国もある。
 そこで『日本会戦』という戦いが起きる。
 
 まあ、昔の私も考えが甘かったというか、人工重力は止めておこうと思ったんです。
 でも、やっちゃっていいんじゃないかなと。
 未来だし、よく考えれば、人間は夢見たすべてを可能にする、というのがプリンセス・プラスティック世界の根幹だったなと。
 夢を制限することはないなと。ルールはあるけれど、それをうまく視点にしてすごい話にしたいなと。


 あと、ここまでやるのはどうかと思うけど、松田内閣(エスコート・エンジェル)時の閣僚名簿と政界構造が藤村内閣になってガタガタになり、その次の内閣に移っていくところも実はやろうかなと思っている。松田内閣時代の設定はあるのだが、そこからあとをどうするか。


 それと、プリンセス・プラスティックにつながっていく21世紀の牧山佐生官房長官の時代も設定を詰めておきたい。牧山さんはちょっと評判がいいので。生まれこそ牧山家という政治家一族ながら、それをいやがりパートでコロッケ揚げてた普通の主婦が、とある死をきっかけに政治家を目指し、当選してから官房長官になる。
 その官房長官の時に、名古屋航空センターの近くに作られたSC機関実験炉『紫焔』が乗っ取られる。
 そして、その解決に愛知県警の中部管区SATが、自衛隊の特殊作戦群が投入される。しかし、犯人は主捨装置からプラズマの一部を捨て、その衝撃波の轟音で脅迫する。
 中部地方の国民の命と引き替えに9000億円を地下銀行に入金せよという要求が明らかになる。
 この『紫焔』は『大和不沈』ともつながっていて、1話1話完結しながら世界が継続し、キャラも継続し、キャラが世代交代していく。今のところ90年代から2140年代まで埋まりそう。
 プリンセス・プラスティックシリーズはそういう超大河小説になってます。