苦闘

 自分の一番つらかった時代の記録を見て、それを原稿に組み直す作業をしている。
 やっぱりムチャクチャつらい。いや原稿はフィクションなんだから端折ってもいいハズなんだけど、そうも行かないのが私の性というもので、一つ一つ当時の苦しみが再現されて苦しむ。
 で、そういう時のために予備の作品を用意しているのだが、こっちも苦しい段階になってきた。
 毎日、自分の外側へ、自分のやったことのない方向へやっているけど、きっつい。デモそうしないと修業ではない。


 マンションのペットクラブで飼っているペットが2匹亡くなった。どちらも高齢による自然死だったのだけど、心が本当に痛む。うちのマンションでペットを飼えるようにと知恵を出し合い、一緒に館内清掃点検をしたりしながら、互いのペットを愛し合ってきたのだが、生きているものはいずれ死ぬ。特にペットは冬と夏を越えるのが大変で、うちの実家のミミも耐えられなかった。暖冬でも猫をはじめとして冬支度をするし、冬毛になる。そんな中だった。
 ペットクラブの書記として亡くなったペットの事務処理をするのだが、お借りしたペットの写真を見ていると、胸が締め付けられる。うちのドランも亡くなった。珠子ちゃんが来てくれて元気に振る舞っているのが救いだけど、でも今回ペットを亡くした方はご高齢で、次のペットを飼うわけには行かないと思っていらっしゃるらしい。お気持ち分かる気がする。
 なんとかケアしてあげたいけれど、ともに人生の先輩、私ごとき若輩者が何ができるかと思ってつらい。
 黙々と作業するも、終わってしまった。
 
 
 で、空白を埋めるようにマンション内友達のOさんと家で遊ぶ。『水曜どうでしょう』と『ゲームセンターCX』(3)と猫話で盛り上がる。
 同じマンションで猫を飼っているのだが、彼女がかけていたネックストラップが『水どう』だったのに気付き、以来遊んでいる。
 北海道のおみやげをもらってしまった。水どうシールとか、水どう写真とか。あの公園スゴイ傾斜なんだなあ。ありがとうございます。
 
 
「走るマスオさん」、ここまで監視されてるマスオさんがあまりにも可哀想に思えてくる。一時期私もマスオさんだったからなあ。