華麗なる一族

(内容は観た人と私が思い出すために備忘のために書いています)
 雪の冬山。キムタクえっちらおっちら登ってくる。猟期でもないのに。
 エンディングを暗示? だとしたらかなりやばいぞ。先行き不安でスタート。いや、こりゃ原作読んどきゃ良かったな。
 路面電車の行き交う神戸の街。とくに私的にポール集電に注目。良く復元したなあ。
 ベアリング。鉄鋼メーカー。銑鉄を買う身。屑鉄と銑鉄から特殊鋼。
 製鉄所。シリコンクロムマンガンの配合の調整でみんなお仕事。(ちなみに日本の航空産業にとってニッケルはリンデンの葉であった(『碧の孤狼』滝沢聖峰))。
 うひゃー、電気炉ドカーン。
 うわー! 職員火だるま! 初っぱな火事は受ける連ドラの基礎!
 身を挺しての救助!
 防火服着ていたんで大丈夫です!
 いきなり専務鉄平(キムタク)人望あついなあ。そこで暮れなのに仕事。
 で、一転ホテル。万俵家一族でホテルで年越し。
 都市銀行合併の記事に目を光らす万俵大介(北大路)。
 奥さんと愛人同席の晩餐会。
 鉄平はどうした? 元旦まで仕事か。
 わざわざ東京から来たのに。
 銀平現れて別室に。
 鉄平来た、けどこない。なんかひっかかってる。
 でも鉄平こないままはじめる、かと思ったら颯爽と登場。
 時間にルーズとさらに嫌味。
 経営者としてやるべきことをやったまでと反論。
 これが万俵家と撮った最後の写真。いきなりドロドロの予感。
 大蔵省のシーンインサート。なんか時代劇みたい。
 阪神銀行、銀行再編で吸収されたら1万人単位で路頭に迷う。
 銀平嫌味連発。
 鉄平エレベーターでフサコと再会。鉄平の妻サナエとかちあう。
 うひゃー、大介、晩餐の席次で夜の生活を決める! ならわし! 時代劇みたい! プチ大奥!
 よく考えれば姫始め! うひゃー! 姫はじめがならわし! 破廉恥!
 うわー、こんないたいけな子供の寝顔をインサート。
 破廉恥な暮らし。うひゃー、えぐい絵がらだなー。
 明けて阪神銀行。こう見ると大蔵省よりも豪華な建物。
 大介の見下ろす中、一斉に頭を下げる行員。白い巨塔の教授回診みたい。
(でもね、昔見た今はなき日債銀本店も結構大きかった(個人的思い出))
 大介は大介で守るべきものがあるというところ。
 鉄平、新年そうそうハザマ自動車から大規模発注。
 銑鉄、純度の高い鉄が確保しにくい。電気炉はもっているけど高炉がない。帝国製鉄から分けてもらっている身。
 独立しよう。高炉は365日運転。あんなの運転できない。でもあの半分ぐらいならナントカと鉄平。
 帝国製鉄のいやがらせ。いじめ。
 高炉を建てたらいかがです? 建てられない。できるわけがない。
 帝国製鉄もビビッている。我が帝国製鉄の鉄の3倍の強度だ。こんなもの量産されたらたまらない。シャア専用ベアリングですか。
 高炉を見上げる鉄平。
 室井管理官、じゃなかった柳葉の頭取(三雲頭取)。
 モノ作りの基礎は鉄作り。しなやかで軽くて強い鉄が国家を、文明を。
 鉄分(ちがいます)の濃い話をすると目の輝きがかわる、アメリカのころと変わらない鉄平。
 帝国製鉄の横暴に屈しない。高炉を建てます。
 私も協力を惜しみませんよ。うわー、多分柳葉の三雲頭取、予想するに一番危険な人物。
 万俵大介、ガウンを着た北大路。モミあげ白い。
 葉巻をくゆらす。マンガか(欧米か)。いかにも悪そう。やりすぎでは。
 その次はパイプに。豪邸の庭でカマキリがクモに食われる神戸の夜。えぐいなあ。
 もう邸宅がセレブとかなんとか言っている場合じゃないむちゃくちゃな豪邸。でかい建物が3軒ある。農家みたいに子供ができるたびに敷地内で建てたんだろうか。原作読みたくなるなあ。
 鉄平いきなり高炉建てたいと言い出す。250億貸してください。
 結局親子関係を使っているだけではないかと言いつつ融資の話の前に大介逃げる。
 新年会。鉄平と会うはずが大介逃げる。
 津川大蔵大臣と密談。銀行は3つぐらいに。
 策謀ではないですかと詰め寄ると、預金順位ヒトケタにしろと津川大蔵大臣。津川>北大路>キムタクの関係が明らかに。
 別の料亭で別のもと通産大臣、考えてみれば又一マタニティー。結局この人か。鉄平も密談。
 鉄平は羽田から大阪に深夜便。
 鉄平無視ですか。じいさんににている。
 うひゃー。なんちゅうベットルームだ。3ベットルームかよ。
 うひゃあ、はじまっちゃったよ。
 トリプルの部屋だもんな。
 いちゃつくところにもう一人登場。うひゃー。
 メインバンクの頭取に対する物言いか。
 技術力。未来を変えることはできませんと鉄平。
 肖像画におびえるモミー大介北大路。あまりにもわかりやすい。ユキさんここで種違いの疑惑に気付く。
 夜が明ける。神戸を見下ろす山の豪邸。ゴルフ場みたいな庭。ここまでするとマンガ。
 池を渡る橋の上で大介と鉄平。
 大介が言い出す。この家はじいさんが手を叩くと主が現れる。
 主は死んだんでしょうと鉄平、しぶしぶ手を叩く。
 鯉! 鯉大杉!
 そこに波紋! なんかいる! ぶくぶくぶく! ここに落としたのはツインのベッドですかトリプルのベッドですか(違う)
 うわー、ヌシ『将軍』きたー! コーラスあああーと吠える。
 ヌシ鉄平に行く。ヌシ金色だよ! やはりおまえはじいさんの!
 セビレバルサ材っぽいよ! 将軍だよ! 万俵一族との戦いだよ!
 金融再編! そういいながらトリプルベッドに姻戚作り! うひゃー!
 志の高い企業の鉄平のおとうさん大介北大路白モミーはトリプルベッド!


 興奮そのままに書きました。コテコテの演出が楽しすぎる。
 しかしなんでTBS、55周年なんて半端な時期にこんな豪華なドラマやるんだろう。白い巨塔との関係を感じてしまうなあ。確かに華麗だけど。


 原作がますます読みたくなった。こうなったら新刊イッキ買いしかないのか。