買った本

旅するデザイン 鉄道でめぐる九州 水戸岡鋭治のデザイン画集

　買いました。
　内容の濃さに一種の軽いショックを覚える。ものすごいクオリティとハイセンス。洗練されていて何とも完成度が高い。

　あと、

「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)

　がほしい。今の様々な物語で一歩越えることができないところが悪事をする動機の重さのなさかもしれないと思っているので。
　だって、殺人事件だってムカツクやつをどうしても殺したいのなら家の包丁で刺して、カッとなってやった、今は反省しているで死刑を免れる可能性だってあるのに、なにも連続殺人までする動機が見つからない。連続殺人は今の量刑の相場では死刑だから。それに死刑で死にたいから、というのも動機としては不足する。
　逆に言えば、そうするだけの動機が見つかれば、作品は生きるのだ。そこら辺私も最近検討している。