安倍おろしと星野仙一

 男だ。NTV『NEWS ZERO』8月2日かな。
 いつのまにか総理責任論がその前の他局「報ステ」で40議席とれなければ責任問題に発展する、というところからいつのまにか「Nゼロ」では『責任を取れ』にヒートアップしているのに、「Nゼロ」コメンテーター星野仙一
安倍総理は若い。若い芽をこれしきで摘んではならない」
 とコメント。
 あわてたキャスター、となりのジャスコCF女優に振る。
 だが星野仙一は男だ。芽を摘むなともう一度。
 キャスター、安倍政権のマニフェストが否定されたんだと畳みかける。
 星野、「マニフェストが焦点じゃなかったような気がするが」
 キャスター、必死にそれを言いつくろってCFへ。
 星野仙一は男だ。感心した。
 マスコミの安倍おろしには辟易していた。だって今回は2票投票できる選挙なんだもの、どっちにも票を入れるよ。
 でも、政権選択の衆院選となったら話が違うよ。
 安倍総理もこういうときこそ信念を持って耐えがたきを耐えるべきじゃないのか。そうでなければ信じて負けた自民議員が浮かばれない。
 むしろ憲法改正を前面に持って来て、憲法改正と心中するぐらいに焦点を絞るべきだ。年金問題など2008年に予想される外政の窮地を乗り超えなければ問題とならない。2008年のアジア情勢で負け犬になったら年寄りの年金どころか、若者はなんのサポートも得られず、ただ屈辱と恥の国の中で毎夜ネットカフェで眠って死んでいくしかない。
 それと、今になって山崎拓が出てこれるのに仰天。やっぱり小泉総理は辞めさせ方が上手かった。あのときヤマタクを切らないで自殺するまで矢面に立たせていたとしたら。ヤマタクの性癖問題はすぱっと辞めさせた小泉のキレを見せられた感じである。これが小泉にあって安倍にない資質だろう。