2008年の国際情勢

 だいたいにおいて6カ国協議でまともなのは日本しかないというのが頭が痛い。
 ロシアは金が儲かればいいし、中国はこれをダシに極東の派遣を手にしようとしているし、アメリカは対テロ紛争といいながらもう損切りするしかなさそうなイラク情勢以外には関心がないし、韓国は金でノーベル賞を買って、さらに金をみついで平和といいながら北朝鮮の非人道的な、犯罪的な独裁を支援している。北朝鮮は見ての通りである。
 これが平和憲法外交の結果だろう。9条がそんなにすばらしいのならこれら5カ国に通用するはずだ。現実には通用のつの字もない。
 2007年も10月に入ったけど、どうにもならん感じがする国際情勢である。来年の激動の導火線にもう火が点いていると思わされる。
 ちなみに導火線は米軍の使っている代表的なものは踏んだぐらいじゃ消えないらしい。
 一度始まった政治のゲームは死んでも終わらない。延々と続く。死んでも孫子の代まで続く。
 そういう対立があるからこそ、ある意味対立関係が風化するというのは実は良いことなのかもしれない。
 我々は生きて行かなくてはならない。どんな矛盾があっても。元々人類自身が矛盾した存在なのだから、一度決着の付いたことを蒸し返すよりも前に進む方向を選ばないと矛盾がどんどん大きくなって崩壊してしまう。
 犯罪国家北朝鮮拉致問題の風化を狙っているのだろうけど、これは現在進行形のものであるから風化はない。
 だが、沖縄でのあのデモは何だ。沖縄経済を全く反映していない上に、なんかあそこまで行くと北朝鮮と同じ感じがしてくる。
 いっそのこと、沖縄は日本から独立したらどうだろう。どうなるかは目に見えているが、沖縄のサヨク風味は本土に文句を付ければ何でも金になるとしか思っていないようだ。なまじ沖縄担当大臣なんてのがいるから甘えるのだ。
 今の国際情勢で、一番重要な地点が沖縄なのに。だからこそいろいろな入れ知恵とか工作とかあるんだろうけど。