車掌スイッチその後
車掌スイッチの記事http://shinawaji.cocolog-nifty.com/log/2004/10/post_47.html
へのコメントで『リレースイッチは簡単だよ』と書き込まれていた頃、私たちは外出していて、既にそのリレースイッチを購入していました。
型番まで同じなのにビックリ。AC100Vで制御するものだった。
よく考えたら交流と言ってもプラスマイナスが入れ替わるだけで磁気そのものは継続しているのだからぷるぷる言うわけでもなかったのだ。我が身のばかちんさを思い知る。
けれど、頭ではとても難しく考えてしまった。
難しく考えて、訳が分からない考えになって、とりあえずやってみようと配線して通電させたらブレーカーが上がりました。
パン、という音と共にちょっと焦げっぽい匂い。
若気の至りです。
このリレーは外装が透明なので、中身が分かりやすい。
中央の白い線がうねって左側のスイッチ部に導かれる。右側のピンクは電磁石。
電磁石でスイッチを引っ張って、オンとオフを切り替える。
一番右に通電すると、コイルがスイッチを引っ張ってオフにする。写真はOnの状態。
通電しないと、スイッチはバネの力でオフになる。
写真はOffの状態。
リレースイッチには8つの端子がある。
2つは電磁石作動用。
2つはオンオフしたい電気のもとの電力入力2組。
で、残り4つは電磁石が作動した状態でオンになるほう2組と、電磁石に通電しないときにオンになるほう2組がある。
これで8端子。
これをソケット台にさして、その台に電線をビスで固定する。
論理的に言えばこれで多数決の集計もできてしまうし、もっと極端に言えばコンピウタにも繋がっていく基礎。
で、電磁石が作動しているとオフになるリレーの使い方をしているのがほとんどのリモコン式の電気製品。
リモコンで100Vを直接オンオフはできないので、リレーで100Vを付けるか消すかをコイルに流す微弱な電流で制御する。
その微電流で踏ん張ってリレースイッチの電磁石を作動させて主回路をオフにしておくので、オフにしていても電気を喰う。
待機電力って多分これのことだろう。
で、作業。
制御用電源と出力電源を難しく考えていて、頭がウニになって、その結果最悪の短絡をさせてしまっていました。
別々に分けたら、なんだこんな単純なモノなのか、と言う感じ。
無事できました。
ちゃんとドア閉状態でコントローラーOn、ドア開状態でコントローラーOffになりました。
途中、AC100Vのリレーを100Vが怖くて鉄道模型用のDC12Vで動作させようとか謎の行動をしていましたが、私自身、電気工作は滅多にやらないのでガクブルです。
当然リキが足りずに動作せず、それを100Vをぶち込んで灼き切ってしまったのかとか悪い方向ばかりに考えます。
でも、できました。
すっぱり制御用と出力用を分けるのが正解でした。
嬉しい。
結論はたったこれだけの回路。
後でリレー装置を覆うケースを作って、ビス止めして安全なようにしたいと思う。ケースはフロッピーケースで十分。
穴あけ具も持っているので、後はビスを買うだけ。
趣味部屋全景。
もうすぐ引っ越し。