もうひとつあるんだ。

 『ランダムドリフト』素組検討。推進力をどうするか。かつてのDT時代だったらこれでも行けたかも知れないけど、どんどん要求する推進力が上がっているからなあ。
 医者と患者の話で、始め均衡しているんだけど、それがどんどん崩れていって。
 『生まれた意味』が主軸なんだけど、自分自身、悟りにはほど遠いからなあ。理屈とはできていても実践が追いつかない。
 ただ、『神様はサイコロを振る』という不確定論と『生まれた意味』の確定論を同居させるわけで、そこらへんで本当に頭が疲れる。
 一応この二つが同居することについては解があるのだが、かといって理屈の本ではなく物語の本なので、難しく描きすぎてもいけない。かといって難しく考えきる体力も必要。
 難しい。とりあえずキャラ造形に進んでしまうか。でもこう言うところで甘いと後で大手術が必要になる。
 迷いどころ。多世界解釈の切り分け・重なり合いを使い、その上でNexzip系座標時空という話で、ここら辺ちょっくらイーガンの『都市』シリーズでも読んでおけば良いんだろうけど、キツいんだよねあれ。ぶっちゃけた話、普通の日本語の文芸書だったら読めるし、訳文でも理屈の本だったらなんとかなる。でもあの種の翻訳SFは涙が出るほど、まるでいじめみたいに辛いんだもの。アイディアと問題意識だけでも読みとれればいいんだけど、それもかなわない。あれ日本語のフォントは使っていても日本語じゃないよ。
 http://www.tsogen.co.jp/wadai/0410_04.html
 なんてえのも読む。やっぱり狙い目は一緒か。アプローチは真逆だけど。
 で、『サイコロ』については大石英司先生の『神はサイコロを振らない』も読みたいんだけど、お金がないんだよなあ。2/5に入金があるので、そのとき買おうか。
 とりあえず頭の中で転がして、見えているところから次々とメモにする。
 いろいろと検討して、まあ正面突破しかなさそうなので、気合を溜める。
 で、すこしずつ正面突破の足がかりを作る。
 そして20時、着工。書き出しはさらに検討するけれど、キャラを出してすこしずつ世界を作っていく。
 最低限のシステムはできた。あとは回していくことに。
 
 それと、もう一つあるんだ(ジョブズ風味)。
 
 予想外にチェックが早く終わった『抜き身の刃』全年齢向け長編の販売を開始します。
 すごい話です。全年齢向けでママンに見つかっても大丈夫。
 つか、実質的に結婚記念作品とも言うべき、働くことと、生きることの話です。
 
 よろしくなり。