根っこ
脳病院。
気が向いたので医師にプレゼントした『エースアクティブ』の話。
いやー淫らしいねえ。あれからあと昼過ぎの診察室で見てたら思わず興奮しちゃったよ、と話。
まあ、その通りのエチい話だったんだけど、車のネタも結構ウケたようである。
良かった。作家冥利に尽きます。
で、病気だけど、先日の乙事故の話では、結局しっかり解決できたのだから良いとのことであった。処方変更なし。
iPodシャッフルを出先で初運用。やっぱりApple製品のデザインは良いなあ。これでデバイスマネージャーがあれば。
CX、『優しい時間』
不器用な人、というかバカな人が多すぎだなあ。
それで成立しているこのドラマって、まさに砂上の楼閣。
というか、どこが『根っこのない人間は書かない』倉本聡の根っこなんだろうか。
今回、レジでお金が余ってそれをドロンしちゃおうとしたガキに説教。
ガキの言い分は、いつもレジを締めるときに計算が合わないから足りない分を補充してきた。それが今日は余ったからドロンした、ドロボウではない、と。
説教する価値無し。そういうガキのワガママを許すのは一人の大人として無責任だ。そういう締めるところを締められない大人に、嗚呼日本って小さくてダラリと伸びた国になったなあと呆れる。
あー、ガキの理屈連発。見ているとイライラするなあ。馬鹿も休み休み言え。いくら根っこがどうとか言っても、このガキのワガママを叱ることができない貧困な精神の大人の根っこは、まあある意味日本の縮図なのかと思うとつくづく情けないなあ。
イライラするかチープさに笑うかどっちかの時間が続く。
ホント、こりゃヤバイって。
で、その喫茶店のマスターが『傷つけるぐらいなら傷ついた方が良い』
これって童貞ガキトークじゃん。
傷なんか生きていればいくらでも付きます。毎日傷ができます。
でも、正すところできっちり締めておかないと、その相手が無理な自己肯定を続けて、何かで致命傷を負っちゃうでしょ。
傷つく以前に、問題を切り分けることと、おかしいことはオカシイときっちり正さないと。
結局、『傷ついた方が良い』というこの理屈は、私もDT(童貞)時代使っていたけれど、共に生きるものとして、傷を共有しあわない、一番身勝手で危険で相手に対して冷たい姿勢だ。
だって、一方的にこっちが悪いんだ、というやりかたは、相手を気まずくさせるだけの逆ギレと同じだよ。
いけない姿勢だ。
傷も喜びも共有しなきゃ。つまんないのを通り過ぎて、オカシイよ。
どこに根っこのある人間なんだ。商社勤めをしていてこんな浅い人間にしかならないというのは商社をバカにしているよ。
そして、そんな商社をドロップアウトした人間が行く北海道……北海道はそんな甘っちょろい人間ばかりだというイメージになってしまう。ひどい。北海道をバカにしているよ。
それに、あんな山の中に作った喫茶店が職業のある客で鈴なり。つか、北海道そんな暇なのか? 有り得ないだろ。
倉本聡は『北の国から』でも薄々北海道をバカにしている感じがあったけど、本当にそうかも。
ここまで生きる覚悟を持たないキャラクターが『根っこのある』ことになっていると、なんだか頭がおかしくなるよ。
142 :名無しでいいとも! :05/02/03 22:50:57 id:nZVZF5SD
雄山「この脚本を書いたのは誰だあ!」
こんな気分。あー、イライラした。北海道民の名誉に関わるよ。