PSPで読書

『時空公使』、出場。
 つか、久しぶりに編集さんに電話したので、かなりアガりました。
 梗概とあとがきを添え、提出。
 2/2の起工から実にたった8日。しかし、自分としては頭の中がクリアになっていないとどうにもならない作品だと思ったので、クリアなうちに一気に攻めた。
 結果、『時空管理機構』の話へ進むエントリーSFとしての『時空公使』、ついに編集側テストへ回りました。結果は2月末。

 それと、メモリースティックDUOを経由して、PSPで作品が読めるようになってます
 挿絵をつけても『ホワイト・ホリゾント』上巻が6〜8MBですので、良いと思います。やり方は簡単。text to jpegでテキストの文章をJpeg画像に変換するだけ。メモリースティックDUOのPSP\PHOTOに変換したjpgのフォルダを放り込んで、PSPに飲ませる。480x272ピクセルの画像であれば表示できるので添付jpgも変換。
 で、やってみました。状況は別ページ(解説ページ)にしましたが、いいですよこれ。これまでモバイルギアで読んでいたけれど、PSPは小さくても大画面。L・Rボタンによるページ送り・ページ戻しも快適。すばらしい。メモリースティックDUOはゲームデータセーブ用に2400円で64MBのものを購入していたので、PCから書きこめるようにリーダ/ライタを買った。1600円。
 で、うちの販売小説を入れてみる。4〜6メガで十分収まるし、挿絵データも入れられる。あなどれず。
 つか、某社の電子読書端末なんかとは次元が違う。リッジレーサーズも三國武双も麻雀もみんゴルも遊べて、その上読書もできる。すごいよ本当。
 早速暇つぶし用に64MBのメモステDUOに『ホワイト・ホリゾント(上)』『抜き身(上)』に『人形峠のC11』とか入れてみる。まだ40MBも余っている。
 
 川瀬さんのマンガの予告見たさに『プレコミックブンブン』を購入。川瀬さんは次号から連載。楽しみである。しかしこの雑誌、活気があるよなあ。安心して読めるところもいいし。某誌なんかモエと萌えを勘違いしているからなあ。

 しかし、マンガについて思うけど、最近、特にネームがキレているわけでもないのに空白を多くしてスタイリッシュで上手いと勘違いしているマンガが増えてきたような気がする。バトル系というか、そんな感じの延々と戦い続けるマンガで。
 空白を取っているけれど、そこには本来天井なり空なりが見えているわけだろう。それを描いていなくて、それがきっちり表現になっているなら納得なんだけど、単に描いていないだけの作品。
 何となく建築でコンクリート打ちっ放しを理由なく使って、子供に『何で塗り忘れてるの?』と言われちゃうレベル。
 なんだかそういうような流行かなんかしらんけど陰陽つかいだのといった作品が増殖している気がする。
 何となくそうなった理由は分かる気がするんだけど、なんだかなあ。
 いや、私感なんで同意は求めないけど。

 その点、きちんとネームがいいマンガもあることはある。そういうのに増えていって欲しいと私感で思う。分からないことが分かったり、知らないことを知ることのできるマンガ。あることはあるんだけどなあ。