ホワイトアウト

 激闘でした。
 病院。
 ユキさんの処方変更。ロヒプノールなどを中止。
 病院の先生とマニヤ話。先生はプレデターの着ぐるみ300万円也の購入を一瞬真剣に考えたほどの特撮マニア。カナダの博物館にUボートを見に行ったら改修で見れなかったとか話をする。つか、この前『エースアクティブ』を献呈して、その話で盛り上がる。淫らしいねえと。
 いやー、淫らしい話は結果が明快なんで好きなんですよ。とある作家が五感全てを描かないといけないなんて古くさい自然主義を振り回していてビックリしました。いやそれも経由していきたいけど、私のはあくまでも記号論ですから。淫膣とか淫茎と言った記号を配列することでどこまで人間のイマジネーションを刺激できるか。
 もちろんドライビングネタもありますけどね。『エースアクティブ』でのあとがきを見ると、軽自動車ミラでハーフスピンしたりと無茶していたぐらい走りが好きでした。
 そしてユキさんの免許更新。
 免許更新の教習ビデオに片山右京さんが出演している。
 ティレル時代からの片山右京ファンなので、見学。
 今はスピン復旧のためのカウンターステアまで教えるんだなあ。
 レースの勝利という目的に向けて思いが一つで、なおかつそれぞれがレーサーという優秀なドライバーであるサーキットのほうが、わけワカランのがわけワカランく走っている一般道より安全とのこと。
 それと、『ドライバーにアマチュアはない』。
 すべてのドライバーは、ハンドルを握る以上、全員言い逃れのない責任を持っていると言うこと。
 すごいや。右京さんに言われると大納得。

 特に『エースアクティブ』を描いてカードライビングを考えていると、とてもツボにはまる。
 その後、ゆっくり『エースアクティブ』の仕上げでもやろうかなーと思っていると旧米田家から新米田家へ本のお引っ越しが突然発生。
 300冊ぐらいを軽自動車で運ぶ。
 本棚も3本運ぶ。
 全部マンソンの2階へ移動させる。
 もう体力ゲージは激減。
 多分オーバードライブとかのゲージも使っちゃったような状態。
 そして食事。
 その上にナニゲに問題が発生している。
 で、家に帰ると、昼間やろうとしたことも残っていて愕然。
 ワークロード多すぎだよ。統合失調持ちには辛すぎるよ。
 せめて問題を問題と認識していれば話は早いのに。
 でも、戦いは終わらない。
 明日も。
 
 面白い本を発掘する。

 海老名高校鐵研部誌『テッケN』。初代総裁(部長)S君の手書きのものや、そのあとのN君の渋い文章。あのころはアツかったなあ。許可が取れ次第公開も考えます。読むととても鉄道旅に行きたくなる本です。

 大病人日記(伊丹十三)→Amazon。私のblogは基本的にblogのcgiとブラウザが安定してきたのを勘案し、なおかつ携帯電話(A3015SA)で閲覧可能な形にシステムが記事のレイアウトを変えるので、一人でも多くの読者へという志から、自説を曲げてblog転換しました。
 でも、そのFTP日記の心は、この『大病人』という映画の起案から公開寸前までを全て記録した本へのあこがれなんです。面白いっす。伊丹監督は自殺してしまったのだけど、でもマルサの女マルサの女日記』→Amazon、お葬式『お葬式日記』→Amazonとそれぞれ図書館で読んで(当時図書館少年だったのだ)、感動は今でも原動力。伊丹作品はDVD−BOXも出ている。伊丹監督の方法論に私はかなり惚れているのでお奨めする。→Amazon
 ちなみに大病人日記には伊丹監督が暴漢に顔を切られる事件のシーンが載っている。細かい事件の瞬間は裁判があるからと言うことでカットしてあるが、事件の後の、家に戻って奥さん(宮本信子さん)に『パトカーを呼んでくれ』というシーンから書いてある。面白い。
 
 いやあ、あっち系(北朝鮮擁護左翼論者)のblogがないなんて殿下が仰っていますけど、少ないけれど結構あっちっぽい事書いているblogはありますよ。軍事板まとめサイトと戦争になった人とか、私の先輩の某作家とか。ひどいもんです。
 やっぱりあっち系とこっち系は平行線です。