オーバーラン40メートル

 オーバーラン40メートル、実は京急の各停では結構あります。私も滅多に乗らない京急でいきなり停車駅を思いっきり過ぎてビックリしました。乗務員さんも慣れたもので、『停車位置直します』であっさり元通りでした。
 つか、ダイヤを正確にするために安全が犠牲になると言うけど、もちろんそりゃそうだ。
 けどさ、ダイヤが半端でなく乱れると、JR東のATOSみたいなシステムできめ細かく運行管理していて、速やかに復旧できないと、さらにミスの重なりやすい異常事態に陥るのも鉄道というもので、特に大石英司先生がエンコした京浜東北線の救援列車がすぐに着かなかったと責めてたけど、鉄道って基本的に追い抜きをしたければ追い抜かれる列車を脇に寄せるための退避線がいるし、駅と駅の間の閉塞信号で動きが取れなくなることだってある。
 中央快速線なんかは20台以上もの閉塞信号だけの区間があって、数珠繋ぎになっていて運転をうち切りもできず、かといってバスや自動車のように路肩に逃がすこともできない。
 そういうなかで、現業という仕事にはどんどん無理が掛かっていく。23歳というと18で採用されてから5年、若いとはいえ先輩運転士とかからも指導されていただろうし、やっぱり関西圏はアーバンネットワークという103系みたいなムチャクチャ古い列車をATS−Sという誤出発防止ぐらいしか意味のない安全装置でイッパイイッパイに走らせる経営の無理がきているんじゃないかなあ。元々あの区間、併走する阪急宝塚線の一方勝ちで、機関車牽引の客車が走っているような閑散路線だったらしいし。ある意味、国鉄の大きすぎた負の遺産が噴出したところもありそうな。
 ATS−Pが制限速度区間に関係ないという意見があったが、でも現実にはATCが実用化されていて、Pもさらに改良するという話があるのに120km運転でSしかないというのは寒すぎる。東急なんか5km刻みで制限速度を指示するシステムを実用している。
 運転士を責めるのは容易い。でも、本来交通機関は運転士が個人でやっているわけではなく、組織として安全管理しているのだ。JR西日本の責任は問われるだろう。
 それでもJR西の会長は関経連の副会長を辞めないと言い張っているらしい。困った人である。
 組織のトップの仕事は責任を取ることと腹芸をすることだろうが。このトップにこの組織。病巣は深そうだ。

 病院デー。
 ユキさんは昨日お里帰りから帰ってきたのだが、明らかに変わった。
 リフレッシュできたようである。よかった。
 結局自由業夫婦なので、生活が乱れてちょっとの眠気で眠って、眠ったのに定時になると眠くもないのに眠剤を投入していた結果、睡眠過多になった要素もあるし、ユキさんの場合はいろいろと投与された薬が眠気を起こしている可能性があると医師が判断。徐々に減薬をしていくことに。処方は変わらないが、一錠だけ減らすことを考える。
 私も早起き生活に改め、ガッツリ仕事をしようと思う。
 『パパ電』、あと30枚で完了の予定。あと一つネタ欲しい。キャラの掘り下げをもうちょっとやってみるかと思う。
 買い出しにいくユキさんと別行動になるが、帰ってきたユキさんがバターを買い忘れたことに気付き、原稿書きが煮詰まった私と近所のスーパーまで2人で散歩。
 往復で1時間歩いた。運動不足解消になった。これからもこういう天気のいい日が続いてくれると嬉しいのだが。
 で、『ク号』に再挑戦してみようと思う。不評だった部分を切り離し、ネタを追加したのだが、後付け感があって気になっていた。
 でも解決策が浮かんだので実施。
 結果、物語としての推進力も追加されていいかんじ。
 
 で、ユキさんは家事。気合いが入っていてあちこちが綺麗になる。寝ずっぱりだったので私がやれば良かったんだろうけど、気が回らなかった。
 しかし、やっぱり2人暮らしは良いなあ。
 ユキさんも今日は大充実の一日だったようだ。
 買い出しも安く済んだし。よかった。
 パパ電、あと10枚。
 
 ユキさんは里帰りで疲れて家でへばっていたとき、ユキ母に『想定内です』と言われたらしい。
 ナニゲに『堀江社長』でググる堀江社長の着ボイスなんてものがあるらしいことが判明。わからんけど、そのわからなさがいいんだろうなあ。
 
 パパ電302枚を達成。プロジェクトとしては第1期終了とする。