VSE前展望-1・2でいく箱根彫刻の森
昼頃、出発。今日は休日。
ユキさん車を駐車場で思いっきり柱にぶつけてしまう。まあこれで厄落しでしょう。柱といってもゴムの柱なので車も柱も無事。
海老名から快速急行で新宿。
新宿駅の電車の見えるカフェで待機。
意外だったけど、私も電車に乗っていると元気になる。私も鉄なんだなあ。鉄分が薄いけど。ウキウキしてくるのが鉄心(テツゴコロ)。
今の電車はテールランプの点灯は夜だけなのだろうか。点灯せずに出発していく。
今日乗車の列車は2ヶ月前に予約した13:40発のSはこね27号箱根湯本。1号車1Aと1Bが席。お弁当も予約。
入線は13:30ごろだろうか。ユキさんとコーヒーを楽しみつつ時間潰し。ユキさんはピンキーstのフィギュアを撮影。ユキさんはベストチョイスを持ってきた。
まばゆくテールランプをつけて出発していく列車を見送る。電車は働き者だなあ。ストップアンドゴー。
昨日はハチクロ最終回をユキさんと生で見た。あのエンディングはよかった。ED曲も「ワルツ」が戻って絶品。万感の思いだった。原作の羽海野チカさんも同じようにこのテレビを見ているのだなと思うと、さらに胸に迫る。
夢は形を変えていく。模型店のバイトも夢だったし、小説書きも夢だった。どちらもかなった。小説がもうちょっとガッツリ来ればいいのだけど、でも今は満足。
コーヒーショップで写真をとる。今日は私が元気なので、かの「特務の青二才」ムスカ大先生のように写った。結婚写真もムスカ顔なんです。
VSEに乗り込み、前展望を満喫しながら箱根湯本へ向かう。
VSEの前展望はものすごく視野が広い。あの正面の一枚窓がすごい。Aピラーもあまり気にならない。ユキさんに1B席を譲ったが、1Aでも十分。
噂のサンシェードはありません。デフロスタのガイドはありましたけど。1列目だと1枚窓が天窓のようにもなる。足元も広く、展望席のテーブルも大きい。
そして車体傾斜。数度の傾斜でも軌道のカント角とあいまって効果絶大。本当に揺れない。
ミュージックホーンは新宿と小田原出発時に鳴らした。箱根湯本から折り返しには鳴らさないようだ。
VSE、車体傾斜作動中。
百合ヶ丘で上りVSEとすれ違い。
大野工場ではHiSE10000形がひなたぼっこ。
お弁当はVSE弁当。あの例のプラ箱のお弁当がまだあった。予約で購入。
海老名通過頃にアテンダントさんがくる。VSEのカップを2個買い、プレミアムコーヒーを飲む。30円のプレミアム料金でずいぶん味が違う。堪能。
登山電車で彫刻の森へ。足湯で疲労回復。ロゴ入りタオルが100円。きっちりタオル持参の人もいたが、購入して再利用することとする。
ヘンリー・ムーアを重点的に見る。均衡した質量感なんだろうな。
抽象芸術を楽しむ。抽象芸術はわかるものではなく、感じるものである。面白かった。いまさら彫刻の森だけど。
懐かしい展示品も。時間がなかったので遠目に見ただけ。
抽象は良いなあ。感性の極みである。ああいうものはいい加減なようでいながら、精密に描くよりももっと神経を使う。気合一閃であるし、まあそれとはべつに気の向くまま心の向くままに描くというのも、実は難しい。どこかで自分を描いた絵が裏切ってくる。
結局フリースタイルとは、その背後に自身の定義と、そこに立脚した精神の強さがないとどうにもならない。なぜ描くのか、その描く自分とは? 日本人であること、男であること、どういう心境にあるかとか、まさしく精神の極みである。
もちろん子供のようにバカにしてもいいかも知れないけど、でも私は感じ入ってしまう。
抽象芸術、好きです。
閉館まで見学し、帰宅。
夕食が遅くなり、帰りの列車の中では、ボーッとしているとおなかがすくので二人でテキスト仕事。
EXEは椅子がいい。ふかふか。けど、ゆれる。VSEはその点、ほとんど揺れがないのが感動的。まあ、EXEは通勤特急、VSEは観光特急ですから。
アートに触れて、ユキさんも私もリフレッシュ。やっぱり二人でこういうところを見て楽しいのが最高だなあ。感性も近いし。
帰りはさすがに疲れたので外食。海老名サイゼリヤ。ご家族連れが駐車場の精算機の使い方が分からず困っていたのでご案内する。つか、この精算機の説明オカシイよ。
ともあれ、楽しい一日でした。