NゲージのVSE、到着


 届きました。
 まず足周りを確認。

 先頭車のフルカバーされた台車は簡略化してありました。まあ当然でしょう。通常に作ったらNゲージの場合、台車がオーバーな表現になっているものがほとんどなので、作ったら材質の都合上、収まらないので仕方がない。でも線路に乗せると問題なし。
 で、よねでん線に乗り入れていると設定している淡路鉄道(AR)線をセット。淡路線はこれまで床の上に置いたトミックスレールだったのだけど、最近退避線を作れるように増強したのです。
 フルカバー台車の先頭車を線路に乗せるにはリレーラーが絶対に必要。手では乗せられない。
 連結。Nゲージのロマンスカーでは標準のプラを使ったカップリングのはめ込み接合。しかし今回は全軸集電用のシューが2本、カップリングとともに着いている。まあ壊すことはないだろうけど、全般に丁寧な扱いをするのが大事。
 走らせる。


 うおお、ものすごいスムースな走行! 超スローまでなめらか。
 あとでKATOのHiSEを同じ線路で走らせたらボロボロだった。クリーニング液で拭いたらHiSEも順調に走るが、VSEはノーメンテナンスの線路でも全然平気。さすが全軸集電+フライホイール。でも、ちゃんと走らせる前にクリーニングしなきゃね。
 あと、ユキさんが気付いたのだが、R280の曲線だと、気持ち振り子っぽいのだ。車体傾斜が掛かっているようにすこし見える。恐ろしい話であるが、私も何となくそんな気になってきた。TOMY、実はできる子だったんだね。

 先頭車展望席は展望席の前の木製テーブルや、椅子のふくらみまで再現。すばらしい。よく見たら運転室内まで作り込んである。


 で、よねでん線も淡路線も平坦線なんだけど、粘着力を向上するためのダイカストブロックが2種付属している。使い分ければ室内灯を邪魔しない程度に補重と、室内灯をあきらめて補充して最大の粘着力を得るという選択ができるようになっている。他にも室内灯装備時にプラの屋根を室内灯の光が透けないようにマスクする黒いシールまで添付。まさに至れり尽くせり。
 いやー、これはたまらんわ。良い出来です。