あれやこれや

 で忙しくなった。
 顧客データ管理といつもの原稿打ちでタイムアップ。顧客数が多いので管理に時間がかかる。でもなんとかリスト化。フリーのcgiカートシステムではここまで緻密にはやってくれないのだ。


 そういやユキさん土用の丑の日で、鰻丼作業をパートでやらされるとビビっていたが、鰻丼ではなく鰻丼の他のものをいろいろやったらしい。激務だったらしく、家に帰ったら轟沈であった。
 あと、根強くアクセスが続いているDARVページを更新。実に3年ぶりぐらい。
 ユキさんと知り合ったのもこのDARVのページのことであった。イラレの使い方が分からず呻吟するが、なんとかこなす。


 しかし、21世紀なんだなと思わされるのが今の携帯電話などのモバイル機器事情。MSXがまだ1だったころに、MURAMASAみたいなノートパソコンのモックアップを作ったのがまだ小学生だった私だった。83年にはすでに電車の中でモバイル機器を使う人々の風景を書いていた。
 未来予測なんかできないと思うけど、でも暗い未来を書くよりは明るい未来を書きたい。
 その点でゆずれないのだが、まあ、なんとかなるでしょう。
 こっちは一生かけて書こうとしている世界だ。がたがた言われる筋合いはない。
 でも予想外のこともあるんだよなあ。たとえばパワーアシストスーツなんか、脳ではなく筋電位を読みとっているんだもの。結局ノイズ除去のマシンパワーが上がった結果、ワイヤードにしない非侵襲性デバイスでI/Oができるようになったのだろう。
 非侵襲性デバイスはいずれ潮流の主核となるだろう。うちでやってるAMEG(アクティブ脳磁計)も、結局書いているうちに脳の磁場だけでなく、操作者が存在する空間を読みとって影響を与えるジェネレーターに発展した。
 ジェネレーターについては18禁ではあるがホワイト・ホリゾントで書いているし、exit_ifでも書いている。
 exit_if
 http://princess072.web.infoseek.co.jp/exit_if.htm
 
 あと、タイムマシンの実現を考えるうちに、時空管理機構やアメノミナカシステムに至った。exit_ifにもあるのだが、道真異聞ではそのアメノミナカの中に存在しているこの世界の平安時代陰陽道とされるようになる呪術、魔方陣をアメノミナカを操作する制御文字として使っている。迷信とホンモノの呪術を峻別する菅原道真の立場を書いた。
 文章博士でありながら呪術を使い、物の怪の雰囲気をまとった少女・葛葉と、道真を監視しながらも助ける小槙という謎の存在を交え、京の怪異を解く菅原道真の活躍、それが道真異聞です。
 道真異聞
 http://princess072.web.infoseek.co.jp/michizane.htm

 とにかく、タイムマシンは絶対に実現するだろうと思っている。人間は望むものをすべてかなえてきた。形は違っても、空も海も大地も自分のものとした。そのダイナミズムを私は信じたい。
 もちろん自然界は簡単ではない。だが、人間の、良くしよう、もっと便利にしよう、もっと豊かにしようというベクトルからでしか物事は解決できない。