米中間選挙、定められたシナリオ

 まあ、アメリカとしては揺り戻しというか、手を広げすぎたから縮小と言うことなのだと思う。第一イラクでがんばりすぎたし。お金もずいぶんかけたし。
 でもイラク国民はフセイン元大統領の死刑判決に満足しているようだし、タリバン政権だったアフガンもタリバンに対するシンパシーは大勢ではない。むしろ音楽を禁じ、女性を禁じた圧政には辟易していたようだ。
 アメリカは次期大統領の時にイラクから手を引くかもしれない。そうなると次に手を入れるのは北朝鮮だろう。北朝鮮はおいたが過ぎる。ニセドルとか麻薬覚醒剤ビジネスのやりすぎて、いずれ米軍は北朝鮮に手を入れるだろう。
 まさに2008年のその日に向けて次々と変数が定まっているような状態である。
 安倍政権は2008年情勢に向けて着々と手を打っていく内閣である。今は教育基本法などでもめているが、安倍改革の本丸はあくまでも憲法改正による左翼勢力への決定的な否定である。ぬるま湯的な左翼的日和見ではなく、覚悟を持って日本が国家としての意志をもってやっていく決断をすることがこれからの国難に立ち向かう上で第一である。
 北朝鮮制裁について、北朝鮮は日本が六者協議に参加するのは云々といっているが、まさしくそれこそ北朝鮮に日本のパンチが効いている証拠ではないか。名指しで批判すると言うことは、それだけ痛いところなのだ。
 北朝鮮はもうすぐ崩壊する。そのときを韓国も中国も恐れている。ロシアもなんだか迷惑被りそうだなと思って及び腰である。
 だからこそ、日本はアメリカと協調して、北朝鮮だけでなく韓国中国にも警戒していくことが必要だ。事実、韓国はミサイルの命中精度CEPとしては恥ずかしいとしか言いようのない意味不明の長射程巡航ミサイルを配備しつつあるし、中国は言う迄もない非道国家である。チベット弾圧、天安門問題、法輪功問題と中国もパートナーとしてやっていける国ではない。そんな国のオリンピックの開催はナチス下のベルリンオリンピックみたいなものである。
 日本の友人は、最大にして最強のアメリカである。
 中国は日本から技術を導入してもすぐにコピー製品を作ってばらまくし、韓国も特定アジアといわれても仕方のないずれた国である。
 現在の日本は誰が何と言おうとも、アメリカとの相互理解をすすめていくしかない。その点で小泉元総理の退任寸前の8億円卒業旅行も無駄ではなかったと思う。
 http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20061105/1162687238
 佐藤守先生のページが参考になる。私の書く話はもっと先のことなのだが、現状認識としては佐藤先生の話が明快で参考になる。
 冷静に見れば、特定アジアの混乱に向けて、日本は着々と手を打ちつつある。我々市井の人間も、軽挙妄動することなく、日本の友人となりえるのはアメリカイギリスと東南アジアだけであることを見据えねばならない。
 発言での独自外交や独自核武装というのは、結局はアメリカに特定アジアは放っておけばいいやと手を抜かせないための手である。
 日本の核武装はリスクが大きすぎるので現実的ではないが、しかしこうして口にすることでアメリカへシグナルを送ることになる。
 アメリカ白人はバカであるとムーア監督が言うが、朝中韓の政権はもっととんでもないのだ。
 韓国人がどれほどバカかというと、今日の朝日夕刊にあった韓国映画トンマッコルへようこそ」を見に行くバカが100万人もいるという事。
 韓国人はもう朝鮮戦争を忘れたのか。朝鮮戦争をどっちが始めたのか。日本の統治が終わったとたんに無法化した当時の朝鮮情勢をなにも考えていない。
 http://mltr.e-city.tv/faq03.html#03379が参考になる。
 バカとしか言いようがない。
 戦争までして国としての形を作ろうとしたのに、いつのまにか都合のいいお花畑ファンタジー北朝鮮の非道を言わないくせに日本とアメリカに責を負わすこの無責任。
 こんな馬鹿な国と和解なんかできるわけがない。在日朝鮮韓国人もいつのまにかマスコミに潜り込んでこの前の皇室批判とかやりたい放題だ。
 こういう脱亜入欧を批判する人々もいるが、文化としてはアジアンテイストであっても政治としては脱亜入欧するしかないのだ。当時の明治期の日本は民主主義や政治思想の面で欧風を選んだが、その当時中国は清朝、韓国も封建社会であった。
 まともな政治をするためには脱亜入欧しかなかった。省みて中国韓国は未だに賄賂制封建国家である。とんでもない。ロシアも帝政に戻ったような状態で、6カ国協議での友人は、やはりアメリカのみである。曲がりなりにも民主主義のアメリカだけだ。