思わぬ野望の復活「A列車で行こう4グローバル」で遊ぶ

 『A列車で行こう4グローバル(プレステ)』に今更はまる。なんとプレステ1用のソフト。

(PC版)
 いろいろ出ているようです。A7は本格的に遊べそうですね。ただ、私としては鉄道模型も列車に乗るのも楽しいのと、A7に投資する額を考えると、PCのスペックを上げたりPCの画面で見たりすることがちょっとハードルに思えてしまう。
 そこらへんにPS3の誤解があると思う。通信能力と画像処理能力の優れた最新PCでできることをゲーム機でやろうとするからビジネスPCなみの値段になる。確かにPS3の能力のあるゲーム用PCを作るとしたら、PS3は採算割れだと思う。でも、ゲーム機としては高すぎる。
 もしPCとブルーレイプレーヤー・DVD/HDDレコーダーとゲーム機と統合されたPlayStationVAIOだったら話は違ったと思う。ゲームとプリンタ、ビデオとプリンタの融合も面白いし、ゲーム機やHDDレコーダーにマウスやキーボードの操作インターフェースが着くこともたまらない魅力になっただろう。だが、それができないのがSONYクオリティ。


 それはさておき、ゲーム。
 大掃除ついでに出てきたので。久しぶりにPS2につないだサブTVで遊んでみる。うちにはゲーム専用のサブテレビがあるのだ。
 懐かしいなあ。昔さんざん遊んだけど、操作もかなり忘れている。
 決算が出た4月をわすれて5月に買い物して、6月の税納付のお金がなくなって葉さんするというパターンのゲームオーバーをしたり、あとセーブとロードを間違えたりした。ピクトグラムわかりにくすぎ。
 でも面白い。新線開通のあの喜ばしさとか、今でも変わらない。
 そこで今思うんだけど、A4ってよく考えれば自然破壊ゲームだよなあ。
 街作りといえば言い方は良いんだけど、やっているうちに緑の美しさに見ほれてしまうようになる。できれば開発されずに緑が残って欲しいと思ってしまうのだ。
 初っぱなの『段々畑の見える街』をやっていって、大規模複線環状線を作って、途中止め忘れて40年近くやっている。
 確かに大都市にはなったが心が痛む。緑を残すにはあえて公園を作らなくちゃいけないし。新幹線を1年で作れるほど発展しても、なお心が痛む。
 翌日までほったらかして漬け込んで、地下に第2の複線環状線を作り、実質複々線環状線にした。川越えはあえて大深度地下を通す。まあ、ゲームに入ってはゲームに従えで、全ての駅の列車の出発時間を午前8時にして、全て高速列車にしてそこそこ運賃の高い車両を使えば大丈夫なんだな。
 あと、このゲーム、日照権とかも関係ないし。自分で建てながら、良いのかなあと思ってしまった。
 まあ昔のゲームだし、摩天楼を作るのが一つの夢のゲームなんだから良いんだけど、お金が余って高層ビル(高さmax)で壁を作ったりして、結局面白く遊んでいる。空港の至近に高層ビルとか。
 あと、画面で列車の番号が見られないので、覚えられるように屋根の色の違う列車を買うのもツボ。
 でも、毎回線路切り替えのシーンはカタルシスあるなあ。営業中の路線と、延長する区間を接続して、列車が正常に動く快感。昔のA2まではパズルゲーム的で、列車は片方向に1、逆方向にその半分の速度しか出ないためにループ線を上手く作ってやらないといけなかった。しかも列車同士が接触したり、車止めのない線路から脱線するとボーンと事故が発生して大損害。しかも線路を敷設できるのはA列車という自分の操縦する敷設列車のみ。そのA列車が衝突事故を起こしたらゲームオーバー。厳しいゲームだったなあ。
 で、A3からは都市開発ゲームになって、列車は電車になって前後方向どちらへも同じ速度で走れるようになり、接触しても車止めは自動になって線路の終端に行くとそこから折り返し運転するし、列車同士がぶつかっても停車するだけで事故にはならない。
 でも、営業中の線路を止めずに列車を新線へ一気に誘導するのは快感。
 しかも、地下とかの高さの概念が追加されたり、列車よりも路線を造りやすいバス経営ができるようになってさらに面白い。鉄道駅から鉄道を延ばしたくても急カーブのためにいかないところにバスをのばしたり、地上が開発されてもう路線が延ばせなくなったら地下鉄を掘ったり。
 その地下鉄も超高層ビルなどは基礎があって地下1階を占有するために回避せねばならず、また川も地下2階、大深度地下まで掘らないと越えられない。普通は地上2階の高価を作って鉄橋にして越えるのだが、私は野望があったのであえて地下。
 それが、回避する路線を造るのがけっこう難しくて楽しい。結局一カ所スイッチバックを作った。面白い。


 で、遊んで頭をリセットして、原稿作業。1月締め。
 ついに残り1枚まで追いつめる。追いつめすぎたかな。
 元々登場キャラが多い気もしていたが、しかし両師匠からはどんな書き割りキャラでも設定はしておくべきと教え込まれている。
 一応原稿100枚につき1人、という目安があって、500枚の場合は5人、300枚の時は3人のキャラを使うのがセオリーといわれているらしい。
 とはいえそうもいかなかった。クヤシサがあるが、しかしそれはそれでスケープも広がったし、良しとしようと思う。
 確認作業中。やっぱり大判にすると致命的な誤字が見つかったり。怖いなあ。40桁40行の書式で印刷。winlprtは新しく書式を作るのが苦手なので(設定項目が多くてネライ通りに印刷できるけど、逆にデフォルトの書式が貧相)、一太郎で印刷。