風邪を引いた公休

 公休。ユキさんは風邪を引いている。6時ごろ起きたのだが、結局また二人で眠る。
 10時頃私は起き出して原稿打ちと、よねでん線小倉嵐山漁港の漁協の建物と防波堤・桟橋などを工作。
 漁協は見ての通り、街並みコレクションの消防署を塗り替えた。でもあんまり上手く塗り替えられていないなあ。もう一度塗るか。
 フィギュアは情景コレクション#001の農家の人を改造し、エポパテで作った漁網状のふくらみとトロ箱を模した白い箱など、フィーリングでそれっぽく。

 このフィギュアは397円で12体も入っているのでお得。前は1000円ちかくして6体しか入っていないものしかなかった。そこで勢いプライザーの200体入り未塗装の箱に手を出したのだが、結局また既製品を使ってしまった。
 で、軽トラとあわせてみる。ついでに防波堤と桟橋も塗装したり加工したり。

 漁師さんの話し声が聞こえてきそうでお気に入り。

 
 漁協の隣の釣具屋のビルを何とかしたい。でもh.kumaさんとかの力作を見ていると、やっぱり根本的なところでの追いつけなさを感じてしまう。



 この信号所にTOMIX腕木式信号機を取り付ける。


 で、それと原稿が行き詰まったので圧縮印刷。しかし一瞬終局まで手筋がマッスグと思ったけどそのあと就寝時刻で寝ちゃったらものの見事に詰まるもんなあ。まだまだ未熟だなあ。
 というわけで某所で話題になっていた北方ケンゾー先生(失礼)の講義録の載った小説宝石2月号を購入しようと思ったが書店においてあるのはなんとまだ1月号。発売日は22日でした。近日中に買いに行く予定。内容が楽しみ。
 また『ソープへ逝け!』と『俺の本を読め!』を期待してしまったが、ちゃんと中級者以上へのいい勘所があるらしいので、近日中に入手したい。
 私は小説の書き方本を30冊近く持っているのだが、なかには『?』と思うものがある。
 特に批評の側から書いた本なんかは、『なんだこれ規範批評の中身に書き方本の表紙つけただけじゃん』と思ったりすることもある。
 結局魂で書くのだ。技術はそれに応じて選択していくわけであり、はじめから高度なことをやろうとしてやるのは小説の神様にたいして失礼であろう。まず書きたいことを定め、それに応じて観察眼を働かせて身につけていくしかないのではないか。というか、でないと身に付かないんだけどなあ。理屈で分かっていても理屈で小説が書けるんだったら苦労しないよ。
 とはいえじゃあまるっきりそういう本がクズかというとそういうことはなくて、技術が身に付いてくると、ああこれを外側から、書かない側から見るとそう見えるんだろうな、と思えてくる。でもそれは麻雀でタンヤオとか狙うようにできるものではない。やっぱり魂を追い込む中で、一滴一滴血を流すことでしか進めない。
 結局数書かないと話にならないというのもあり。どんどん書いて、時間をおいてみて検討するとか。
 今年の11月で商業出版デビューから10年目、小説というものを書き始めて13年目になるけど、小説というものがわからないというか、深く考えるに連れますます分からなくなっている。だからこそ一生の仕事にしようと思っている。