その3・支援はしても手助けはしない安倍内閣

 ここまでくると日刊ゲンダイのようになるが、私の感じていることである。
 自立支援、なんとか支援という制度をやたらと安倍内閣は問題対策に使うが、それは要するにハローワークの職員は増やしてもハローワークで職を得た国民の給与には全く関心がなく、結局それでまたハローワークに戻ってくるのでハローワークの職員を増やすという循環。つまり、経済における兵隊を増やさず、後方支援の烹炊兵ばかり増やしているような皮肉ではないだろうか。
 これではさらに国がつぶれる。ハローワークの職員は米も作るわけでもないし、鉄も作らない。自動車もPCも作らない。ただ愚痴を聞き、あそこへ行け、ここへ行けと言う役人に過ぎない。それが増えすぎれば、当然その役人の給与は税金である。その税金を払うべき経済の兵隊、国民が少子高齢化で減っている上に老人介護というはっきり言ってそれもまた衛生兵でしかなく経済戦争で前線を守るべき歩兵・機甲兵ではない兵科に移動している状態では、間違いなく国はつぶれる。経済の歩兵たる労働者の生産性を上げよと言ってもこれまた擬装請負などピンハネの嵐でこれでは労働者はますます戦意を失う。
 その前線の兵士、労働者の声を全く無視した安倍政権の施策を見るに、もうほんとうにスクラップアンドスクラップしかないと思わされてしまうのだ。
 これまでじっと我慢してきた。北朝鮮対策のためには支持しなければと思っていた。
 しかし、これでは北朝鮮が崩壊した跡、日本も崩壊する。あるいは北朝鮮のほうが長生きしてしまうかもしれない。
 ましてや中共の侵略に抗することなど夢のまた夢ではないか。
 絶望的である。