『引きマンガ』というジャンル・『鉄子の旅』
このマンガの見所は何と言ってもマンガ担当のキクチさんが鉄ちゃん横見さんの行動に引いている様子でしょう。
私としては鉄歴は長いといえ薄いほうなのでネタは知っていても細部は知らないけど、でもキクチさんの引きッぷりが良い。
というか、私自身、知識面に置いての横見さんクラスの鉄を何人か知っているので、むしろ横見さんののめり込みを毎回きっちり引いてリアクションしているキクチさんが偉いと思うのだ。だって私だったらなるほどと思ってオシマイだもの。
なんじゃそりゃー、と引いてくれるのもマニアとして一般人に話するときの醍醐味だし(おかしいっって)。
で、絵もなんか勘違いしている人多いみたいだけど、マンガの絵とは過不足なく書くことが重要である。書きすぎると見づらい。かかなすぎると印象が弱い。
その点でキクチさんの絵はよくマッチしている。『押角』の見開きはキクチさんの入魂の作であると思う。でもほかの駅の描写も過不足なく、それでいて雰囲気をよく伝えている。
結局6巻で休止してしまったマンガだが、でもまた読みたい。
キクチさん復活希望。結局コンビに売り版1冊でハマり、次の日には4巻までそろえてしまった。あと2巻である。
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あと、鉄道学科(真鍋かをり)で言えば私は文学部というよりも一般学部というか、とりあえずほかの科も履修するみたいな。模型とか、乗りとか、駅とか。
でも、専攻はやっぱり自由形模型かな。ちなみに昔やってたバイトで、模型鉄の深みを知って、自分なんかまだまだ入り口だと思わされました。
書泉グランデは愛用しているけどね。あそこは『ウチはよそで扱ってない物も扱ってますから』と店員が豪語するセントラルドグマである。あそこで叡電『きらら』のビデオを買って、今も宝物。