小説データ印刷読書用設定
昔も書いたように思うけど、うちのウェブ小説の印刷閲覧推奨書式。
まず、うちはwinlprtを入手してます。
h_tosh's Home Page
http://www.htosh.com/
の、
WinLPrt Ver6.05.4 ダウンロードサービス
http://www.htosh.com/software/winlprt/wprtdown.html
からwinlprtをダウンロード。2205円のシェアウェアだけど、テキストデータの印刷としてはかなりお勧め。
で、設定。
用紙:A4 210mm x 297mm(縦置き), 段組み:2段(横), 余白:[上:10mm 下:10mm 左:10mm 右:10mm], 80桁 x 120行, 行番号:なし, タブ:4, 禁則処理, ヘッダー:あり(間隔:5mm), フッター:なし, ANKフォント:@MS 明朝(6.5p), 漢字フォント:@MS 明朝(6.5p)
A4縦置きとあるけれど、実際にはA4を横に置いて縦書きのテキストが6.5ポイントの大きさで2段組、しかも80桁120行を2段で印刷する。
これだと300枚クラスの長編でもA4用紙17枚ぐらいで収まる。折っても別に構わないし、電車の中で見るにもかさばらない。
ちょっと目に優しくないけど、でもプリンタの解像度の高さが昨今は進んでいるので読めなくはない。
で、winlprtを買うのが勿体無ければ、ワープロの書式を上記の書式にしてみることも可能なことを一太郎で確認してます。
五太郎以来の一太郎派だったのでワードは研究中です。
とりあえず書式ファイルをアップロードしておきます。スタイル読み込みして、書式−段組で2段組にするとwinlprtと同じ書式になります。
この書式、とにかく持って歩きやすい。私の場合最大でこの書式にして4作品1200枚分を持ち歩き、赤ペン修正したりしていました。でも最終的な誤字チェックの時はこの書式ではなく、もっと大判に印刷して確認してます。ただ、普段の原稿作業でA4ウン百枚はさすがに扱いにくい。
一太郎9のjtd書式ファイル:http://shinawaji2142.dion.jp/jyl_text.jtd(9以降ならたぶん使えると思います)
ファイル−文書補助−スタイル読み込みで読み込み、それに開く−でテキストデータを流し込み、2段組を設定。
winlprtの書式ファイル http://shinawaji2142.dion.jp/jyl_text.wlp
書式管理−インポートで読みこめます。
こんな感じです。どこにでも持っていけるので病院の待合室とかバス電車の乗車時なんかでの読書・推敲にも好適。
- 作者: 西谷能英
- 出版社/メーカー: 未来社
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
あと、印刷しない場合、WZなどのテキストエディタで一行の桁数を小さめに設定してみてください。40文字(半角80桁)で読むと読みやすいです。画面全体に拡大しちゃいけません。XGAなどでは大幅に余りますが、WZの場合はShift+ESCで見出しツリーが表示できます。
印刷してみたプリントアウトの『エスコート・エンジェル』と文庫版。
プリントアウトを2つ折りにすればほとんど簡便性は変わらない。フォントも6.5ポイントだが視認性はそれほど悪くない。
■(06/12/25追記)
一太郎って9あたりからじゃないとWindows95以降のロングファイルネームが使えないようですね。まあ、今時の普通の原稿書きPCの一太郎なら読めるようです。